2008年10月4日土曜日

今度は日本がアメリカ買いか?

 米金融不安で米連邦準備制度理事会(FRB)から融資を受けて救済された米保険最大手のAIGであるが、中核事業の損害保険に経営資源を集中させ、生保を売却する基本方針を発表した。
 つまり、日本で事業展開しているアリコジャパン、AIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険の生保3社は売却される。
 おそらく、日本の企業が買い取ると思われるが、以前、バブル経済がはじけた時、長銀をはじめ、多くの日本の巨大企業がアメリカの企業に安い金額で買収された。
 作用があれば、反作用がある法則どおり、今度はアメリカの企業を日本が買い取る番になった。これは、世界の経済の中心はアメリカから日本になり、日本はそれなりの役割を演じなければならないことを意味している。この重大なサインを、われわれ日本人はどこまで認識しているか?
 まずは、政治家から認識してもらい、国民に未来ビジョンとともに伝えていってほしい。

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