2008年9月30日火曜日

NY株、過去最大777ドル安…下院の「金融法案」否決で

Japan Economy 米下院は29日、本会議を開き、米政府が金融機関からの不良資産を買い取ることを柱とした緊急経済安定化法案を賛成205、反対228で否決した。
 金融危機拡大を食い止める狙いの法案が否決されたことで米ニューヨーク株式市場にはろうばい売りが殺到、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比777・68ドル安の1万365・45ドルと過去最大の下げ幅を記録した。東京などアジアの株式市場も株価は急落し、世界の金融市場は大きく動揺している。

 世界恐慌へ突入か?
 アメリカの政治家(or政治屋)もアメリカ、そして世界の安定よりも、自分の選挙のことしか考えていないということが露呈した。
 もはや、世界のリーダーとしてのアメリカの役割を手放し、悪いことに、世界恐慌への引き金を引いたともいえる。世界はあらゆる時代の末期の衆愚政治を再び見ているといえる。
 政治が引き起こした経済の混乱である。オバマが次期大統領になれば、アメリカはさらに自国のことしか考えなくなり、ますます世界が混乱していくと思う。それに対して、多数の意見でまとまらない国連中心主義を根拠にしている日本の民主党も政治的混乱に陥る危険性は大である。
 今こそ、自国と世界の平和と安定を考えられる真なる政治家の出現を望む。

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