2008年10月29日水曜日

凶悪犯罪者に対して時効は要らない

凶悪事件というのは、殺人、強盗、強姦、放火などを言う。

これらの凶悪犯罪者で全国指名手配を受けている容疑者125人のうち、約7割の87人が5年以上逃走を続けている。

日本にも時効という制度があるため、たとえば15年以上逃げ続けることができれば、容疑者は捕まっても、罪に問われなくなる。

この時効という制度、本当に刑事事件に必要か?

警察組織が犯人を捕まえることができなかった時の、免罪符を与えるためしか意味がないように思える。

逆に、犯人・容疑者にとっては、逃げ切れれば罪は問われなくなるので、逃げる意味をより強めてくれるのではないか。

本末転倒のような気がする。

つまり、殺人をしても、逃げ切れればいい。逃げ切ったら、堂々と警察の前を歩けるのだ。

警察は、殺人を犯したことが分かっている者をつかまえることができない。こんなこと常識から完全にずれている。


凶悪事件を犯したものに、安泰の日が来てはいけない。



本当に犯罪を少なくさせたいのなら、刑事事件において時効はなくすべきだ。少なくとも、凶悪事件については完全になくすべきだ。


それこそが、犯罪予防学の見地から言って正論と思うがどうであろうか?

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